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一棟RCの節税方法とは!不動産税理士が徹底解説

不動産

不動産投資市場において、鉄筋コンクリート造である一棟RCマンションは、その規模感と堅牢性から資産形成の有力な選択肢です。特に高所得者層にとっては、適切な運用を行うことで大きな節税効果を享受できる点が魅力になります。この記事では、不動産税理士の専門的な視点から、一棟RCをいかした節税方法とその仕組み、さらに長期安定経営を実現するためのリスク対策について詳しく解説します。

一棟RCの節税方法が有利な理由を不動産税理士が解説

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一棟RCは木造や鉄骨造とは違い、税務処理において独自の特徴を持っています。建物価格の割合や法定耐用年数の長さは、長期にわたる税金対策において有利に働くでしょう。ここでは、なぜこの構造が節税に適しているのか、その理由と仕組みを不動産税理士が解説します。

法定耐用年数と減価償却の仕組み

鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年であり、木造の22年と比較して長期間にわたり減価償却費を計上できます。減価償却費は現金支出を伴わない帳簿上の経費であるため、手元の資金を減らさずに会計上の利益を圧縮することが可能です。これにより課税所得が引き下げられ、所得税や住民税の納税額を抑える効果が期待できます。

相続税評価額の圧縮と土地活用

現金を一棟RCのような不動産に換えることは、相続税評価額を大きく下げる効果があります。土地は路線価、建物は固定資産税評価額で計算され、これらは実勢価格の7割から8割程度になることが一般的です。さらに賃貸経営を行っている物件は、貸家建付地や貸家としての評価減が適用されるため、更地の場合に比べて評価額を半分以下に圧縮できるケースもあります。

借入金によるレバレッジ効果と損益通算

不動産所得で赤字が発生した際、給与所得や事業所得など他の所得と相殺できる損益通算という仕組みがあります。一棟RCは価格が高く、購入初年度の諸経費やローン利子、減価償却費などが多額になるため、帳簿上の赤字を作りやすい特徴があります。この赤字を黒字の給与所得と通算することで、源泉徴収された所得税の還付を受けられるでしょう。

不動産税理士が実践する一棟RCの効果的な節税方法

フリーランスの節税対策のポイント

 

基本的な税務の仕組みを把握した上で、さらに踏み込んだ対策を講じることで、節税メリットを最大化できます。物件の選び方や保有形態の工夫など、プロの視点を取り入れた戦略が求められます。ここでは、不動産税理士が提案する、一棟RCの効果的な節税方法と具体的スキームを見ていきましょう。

中古物件活用による減価償却の加速

新築物件は法定耐用年数である47年をかけて償却しますが、中古物件では法定耐用年数から経過年数を引き、その20%を加える計算式で耐用年数を算出します。例えば築20年の一棟RCであれば、新築時よりも短い期間で償却できるため、単年度ごとの減価償却費を大きく計上できます。短期間で集中的に利益を圧縮したい場合や、特定の年度に高額な所得が見込まれる際の対策として、中古物件を戦略的に選ぶことは合理的です。

不動産管理法人の設立と所得分散

個人で所有する物件の管理を行う法人を設立し、管理料を支払うことで個人の不動産所得を法人へ移転させる手法があります。個人の所得税は累進課税により税率が高くなりますが、法人税率は一定の水準に留まるため、税率の差を利用して手残りの資金を増やせます。また、家族を法人の役員として迎え入れ役員報酬を支払うことで、世帯全体での所得分散を図り税負担を軽減する効果も得られるでしょう。

設備投資と修繕費の計上タイミング

一棟RCは建物規模が大きいため、外壁塗装や屋上防水といった大規模修繕には多額のコストが必要です。賃貸経営で利益が多く出ている年度に合わせてこれらの修繕を実施すれば、その年の利益を圧縮し税金を抑えられます。ただし、資産価値を高める工事は資本的支出とみなされ、全額を一括で経費にできない場合があります。

一棟RCの節税方法におけるリスクと不動産税理士の対策

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高い節税効果が期待できる一棟RCですが、長期保有には特有のリスクも潜んでいます。目先の税金対策だけでなく、将来的な資金繰りや売却時の税負担まで見据えた計画が欠かせません。ここでは、多くのオーナーが見落としがちな課題とそれを回避するために不動産税理士が推奨する対策について解説します。

デッドクロスとキャッシュフローの悪化

物件の保有期間が長引くと、ローンの元金返済分が増加し利子支払分が減少します。元金返済は経費にならないため、経費計上額が減る一方で現金の支出額は変わりません。さらに減価償却期間が終了すると経費が大幅に減り、帳簿上の黒字が急増して税負担が重くなります。手元の現金が不足しているにもかかわらず多額の納税が必要になるデッドクロスの状態は、経営破綻の要因となり得ます。

譲渡時の税金と出口戦略の重要性

物件を手放す際、売却価格から取得費と譲渡費用を差し引いた利益に対して譲渡所得税が課税されます。減価償却が進み取得費つまり簿価が下がっている一棟RCは、売却益が大きくなりやすく、想定以上の税金が発生する可能性があります。所有期間が5年以下の短期譲渡では約39%、5年超の長期譲渡では約20%と税率が大きく違うため、売却時期は慎重に選ばなければなりません。

税制改正リスクと専門家への相談

不動産に関する税制は頻繁に改正されており、過去に有効だった節税手法が現在も使えるとは限りません。例えば海外不動産を用いた節税スキームが封じられたように、ルールの変更により思いもよらない増税となるリスクがあります。自己判断で誤った申告を行えば、税務調査で否認され追徴課税を受ける事態にもなりかねません。

まとめ

一棟RCマンションを活用した節税方法は、減価償却費の活用や損益通算、相続税評価額の圧縮などいくつもあります。しかしその恩恵を最大限に受けるためには、デッドクロスの発生時期や売却時の税負担など、長期的な視点に基づくリスク管理が欠かせません。キャッシュフローと資産価値のバランスを考慮した経営をしましょう。

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